裁判
2015年05月30日
連続放火の男に懲役15年求刑 奈良地裁
奈良県川上村で平成25年11月〜26年3月に中学校や民家に侵入し放火したなどとして、現住建造物等放火や住居侵入、窃盗などの罪に問われた住所不定無職の被告(22)の裁判員裁判の論告求刑公判が28日、奈良地裁で開かれた。検察側は「極めて危険な犯行で、村の住人に多大な影響を与えた」として懲役15年を求刑した。
検察側は論告で、「鬱憤を晴らす目的で放火し、自堕落な生活維持のために窃盗をしており、動機に同情できる点はない」と指摘。「自首は警察官に追及されたことがきっかけで、減刑に相当しない」と断じた。
弁護側は「人の命や体という取り返しのつかない被害でなく、経済的被害にとどまっている」と主張。「計画的犯行でなく、自首した価値は高い」とし、懲役5年が相当とした。
産経新聞 2015年5月29日
検察側は論告で、「鬱憤を晴らす目的で放火し、自堕落な生活維持のために窃盗をしており、動機に同情できる点はない」と指摘。「自首は警察官に追及されたことがきっかけで、減刑に相当しない」と断じた。
弁護側は「人の命や体という取り返しのつかない被害でなく、経済的被害にとどまっている」と主張。「計画的犯行でなく、自首した価値は高い」とし、懲役5年が相当とした。
産経新聞 2015年5月29日
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