2021年12月10日

警察署の敷地に侵入、証拠車両から現金100万円など盗む

警察署に侵入し証拠車両内から現金100万円を盗むなどしたとして、四街道署は9日までに、建造物侵入と窃盗の疑いでさいたま市の自称会社員の容疑者(42)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は10月13日午前4時40〜45分ごろ、同署の外周にある金網フェンスを切断して敷地内に侵入し、証拠品の乗用車から現金約100万円とキャッシュカード複数枚を盗んだ疑い。
同日午前5時40分ごろに市川市内のコンビニ店ATMで、他人名義のキャッシュカードを使い現金約20万円を引き出した疑いも持たれている。同署によると、乗用車は10月11日に市内で発生した交通事故で押収していた。車内に何があるかは把握していなかったという。

同月24日未明、巡回中の当直署員がフェンスの損壊を不審に思い、防犯カメラを確認して容疑者が浮上した。同署は乗用車と容疑者の関係など詳しい経緯を調べる。
切断されたフェンスはセンサーの範囲外だった。同署は「庁内の警戒を徹底し、再発防止に努める」としている。

2021/12/10 千葉日報オンライン




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