2006年03月24日

偽警察官が取り締まり、マニアの警備員を書類送検

横浜市緑区の警備員の男が、偽の覆面パトカーや警察手帳を使い、警察官になりきって“取り締まり”をしていたとして、神奈川県警緑署は24日、有印公文書偽造などの容疑で男を書類送検した。
県警によると、警察手帳の偽造に有印公文書偽造容疑を適用するのは初めて。男は警察マニアで「警察官になりたくて千葉、神奈川両県警の採用試験を受けたが落ちてしまった」と供述しているという。
緑署は自宅から偽の警察手帳や制服など約100点を押収した。インターネットオークションなどで購入したらしい。

男は2002年に入手した偽の警察手帳をパソコンなどで加工して偽造したほか、昨年9月、横浜市旭区の国道で、制服を着て警察官を装い、回転灯とサイレンを付けて覆面パトカーのように改造した車で、後続の車の男性に停止を求め「免許証を見せろ。警察本部だ」などと注意した疑い。
(共同通信) 3月24日

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