2005年12月04日

栃木小1殺害、駐車場で待ち伏せ?

栃木県今市市の同市立大沢小1年が殺害された事件で、児童のにおいを追跡した警察犬の反応が、同級生と別れた三差路近くのアパート駐車場でとぎれていることが、栃木、茨城県警合同捜査本部の調べで分かった。この駐車場の周辺には雑木林が茂り、周囲からの目は届きにくく、待ち伏せしやすい位置にある。捜査本部は犯人が下見をしたうえで駐車場で児童を待ち構え、連れ去った可能性もあるとみて、聞きこみ捜査を進めている。

調べでは、下校中の1日午後2時50分ごろ、同市土沢の三差路で同級生と別れ、歩いて自宅の方へ向かった。三差路から約50メートル進むと、2階建てアパートに面する丁字路があり、左に曲がると、自宅への近道となる林道に入る。においを追跡した警察犬の反応は、このアパート西側の駐車場で消えていた。

アパートの駐車場は、乗用車が10台以上止められるスペースがあるが、平日の日中は入居者の多くが外出し人けはない。また、アパートの周囲は雑木林や杉林に囲まれているうえ、アパート以外の住宅は近くに1軒しかなく、通学路や林道を歩く人以外からは目に付きにくい。不審に思われずに待ち構えるには、格好の場所となっている。
近所の人によると以前、駐車場の近くを通りかかった女児が車に乗った男に「乗っていかない?」と声をかけられたこともあったという。
(毎日新聞)

securitygoods at 19:32│ 子どもの被害 | 事件

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1. 栃木小1殺害  [ (・ω・) ]   2005年12月05日 02:59
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