2005年10月04日

大手家電販売店などに賠償命令、派遣社員暴行で使用者責任

派遣先の大手家電販売店(東京)従業員らから暴行を受けたとして、派遣会社(同)の元社員の男性(28)と作家の母親が、約3280万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4日、販売店や派遣会社、その従業員らに計約560万円の賠償を命じた。

判決理由で加藤謙一裁判長は「(販売店は)従業員が男性に暴行したことについて、使用者責任を負う」と認定。

また男性が自宅で派遣会社の従業員から暴行を受けたことについても「暴行を目撃し、急性ストレス反応に陥ったため、小説の執筆ができなくなった」とし、約400万円の逸失利益を認めた。
(共同通信)

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