2005年08月13日

食べ過ぎ注意の魚介類、厚労省が妊婦に示す-メチル水銀

魚介類に含まれるメチル水銀が胎児に悪影響を及ぼす可能性があるとして、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の専門部会は12日、妊婦が注意すべき魚介類として、3種類のマグロなど計16種を挙げ、食べ過ぎないための摂取量の試案をまとめた。

同部会は1回の食事で食べる魚の量を約80グラム(刺し身1人前、切り身一切れ相当)として検討。その結果、妊婦が食べる回数を週2回以下に抑えるのが望ましいとしたのは、ミナミマグロやキダイなどの7魚種。
週1回以下は、クロマグロ、メバチマグロ、メカジキなど7魚種とした。
また、メチル水銀量が比較的多いコビレゴンドウは2週間に1回以下などとした。

同省は2003年、メカジキやマッコウクジラなど7種を注意対象種としているが、同部会は今回、ミナミマグロ、クロマグロ、メバチマグロを含む計9種を、新たに注意対象種に加えた。

同省は一般からの意見を検討したうえで、10月をめどに最終結論をまとめる方針だ。

(読売新聞)

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