2005年05月29日

養殖カキ、ホタテの盗難相次ぐ 漁協、注意呼び掛け

養殖漁業の盛んな山田湾で、養殖中のカキやホタテが盗まれたという被害報告が相次ぎ、岩手県の漁協では行政無線を使って漁民に見回りを強化するなどの注意を呼び掛けている。

21日に被害に遭ったという漁民によると、午前7時ごろ、湾内に設置している養殖棚から海中につるしているホタテのロープ4本がなくなっているのに気付いた。1本のロープにはホタテ約100枚をくくり付けていた。3度目の盗難被害で、「漁民の苦労を知っていればこんなことはできないはずだ」と怒りをあらわにする。

別の漁民は「数え間違いもあろうが、被害の訴えは毎年のように聞く。特にカキの養殖ロープは重いので機械を使わなければ揚げられない」と話し、装備をした船による仕業との見方を示す。

同漁協のによると、今年の被害報告は7件。
ロープをほどいたり切断してロープごと持ち去る手口で、特定の被害者に集中はしていない。そのつど調査はしていないので被害額は分からないという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000078-mailo-l03

securitygoods at 07:51│ 防犯 
最新記事
月別アーカイブ