2005年01月26日

偽造カード、飲食店で盗んだカードにデータ上書きして使用

ゴルフ場キャッシュカード偽造グループによる預金引き出し事件で、
同グループがゴルフ場利用客のカードから読み取った磁気データを転写させていたカードの大半は、東京都内の飲食店などで盗まれたカードだったことが、警視庁と神奈川県警などの合同捜査本部の調べでわかった。
捜査本部は、偽造グループが別の窃盗グループにカードの調達を依頼していた疑いが強いとみて、両グループの接点を調べている。


グループはゴルフ場利用者がロッカーに一時保管していたキャッシュカードを取り出し、磁気データを読み取っていたことがわかっている。グループは、読み取ったデータを別のカードに上書きしたうえで、現金自動預け払い機(ATM)から預金を引き出していた。

その後の捜査本部の調べで、ATMに残された記録などから、 預金引き出しに使われたカードの大半は、都内の飲食店の壁などにかけてある客の背広から財布ごと盗む『ブランコスリ』や、客を装って飲食店に入り、すきをみて店員や客のカバンを持ち去る『置き引き』などの手口で盗まれ、被害者から被害届が出されていたことがわかった。

キャッシュカードのトラブル、盗難被害や偽造事件




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