2018年02月11日

北朝鮮-発電機盗んだ漂着船乗組員8人強制送還 札幌入管

北海道松前町の松前小島で昨年12月、発電機を盗んだとして、北朝鮮の木造船の乗組員が窃盗容疑で逮捕された事件で、札幌入国管理局は9日、起訴猶予となった乗組員8人を強制送還した。同日午後、新千歳空港から航空機で出発し、中国経由で北朝鮮に帰国するとみられる。

乗組員10人のうち、船長のカン・ミョンハク被告(45)は窃盗罪で起訴され、函館地裁で公判が開かれる。残る1人は結核感染が確認され、札幌市内の病院に入院中で、治療後、送還される見通し。

船は昨年11月、松前小島に漂着しているのが発見された。道警はカン被告ら乗組員3人を逮捕、6人を書類送検したが、函館地検はカン被告以外は従属的だったとして起訴猶予とした。

2018/2/10毎日新聞

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