2017年12月17日

屋台客の「足元狙え」 置き引き続発ご注意

福岡の夜を彩る屋台で、置き引き被害が相次いでいる。荷物を置くスペースが限られるため、利用客が足元に置いた荷物を外側から手を伸ばして盗む手口が目立つ。お酒が入って客の警戒が緩みがちなところを狙っているとみられ、福岡県警は「忘年会シーズンで、屋台を利用する人も多いはず。貴重品の置き場所には十分気を付けて」と注意を呼びかけている。

県警によると、福岡市内の屋台での置き引き被害は10月末までの1カ月間に中央区で8件、博多区で1件確認された。このうち10月25日夜に中央区渡辺通4の屋台で飲食をしていた会社員男性の足元に置かれたバッグを盗んだとして、県警は11月12日、住所不定、無職の男(34)を窃盗容疑で逮捕した。

男は「収入がないのでやった」と容疑を認めているといい、県警は他の置き引きにも関与していないか追及している。客が被害に遭った屋台店主は「お客さんも酔っていたし、店内も満席でガヤガヤしていて気づかなかった」と振り返る。

2017/12/16毎日新聞

securitygoods at 12:28│ 防犯 
最新記事
月別アーカイブ