2016年12月04日

海外トラブル、高水準で推移=3割が犯罪被害―外務省統計

外務省は、海外で日本人が関係した事件・事故をまとめた「2015年海外邦人援護統計」を近く公表する。

それによると、海外渡航者数が12年をピークに減少傾向にある中、総件数(1万8013件)、総人数(2万387人)とも統計を取り始めた1986年以来、3番目に多く、高水準で推移している。

総件数のうち、犯罪被害は4719件と約3割を占めた。そのほとんどが窃盗(3834件)によるもので、次いで詐欺、強盗の順だった。近年、邦人がテロに遭う可能性が高まっており、15年はシリアやチュニジア、バングラデシュで邦人が殺害される事件が起きた。

在外公館別の件数では、在タイ日本大使館が最多。次いで在フィリピン日本大使館、在上海日本総領事館が続いた。

外務省は、邦人向けに現地の最新治安情報を電子メールで提供する「たびレジ」を14年から始め、累計登録者を18年夏までに240万人とする目標を掲げているが、今年6月時点で約80万人にとどまっている。同省の担当者は「積極的に安全に関する情報を収集し、被害に遭わない工夫をしてほしい」と呼び掛けている

時事通信 2016/12/3


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