2006年03月02日

熊本ファミ銀が争う姿勢 木村建設管財人の訴訟

木村建設(熊本県八代市)が倒産したのは、耐震強度偽装問題発覚後に預金口座を凍結したことが原因として、同建設の破産管財人が、メーンバンクの熊本ファミリー銀行(熊本市)に預金の返還など総額約42億円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、東京地裁(富田善範裁判長)で開かれ、銀行側は争う姿勢を見せた。

訴状などによると、熊本ファミリー銀行は、耐震強度偽装物件の設計・施工業者として木村建設の名前が新聞で報道された昨年11月、木村建設が手形決済用に持っていた13億円余の当座預金を含む口座の凍結を木村盛好社長に通告。2日後には約11億7000万円の小切手を木村建設側に作らせ、借入金弁済に充てた。
(共同通信)3月2日

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