2005年12月27日

年金記録のぞき見、社会保険庁が3700人処分

社会保険庁の職員が国会議員や芸能人らの年金加入記録を業務外で閲覧していた問題で、同庁は27日、業務外閲覧にかかわった職員と監督責任を問われた上司への処分が最終的に3700人にのぼると発表した。

このうち、閲覧情報を外部に漏らした3人については、国家公務員法(守秘義務)違反の容疑で警察当局に刑事告発する。

今回処分されたのは、職員2694人と上司579人。懲戒処分となったのは973人で、最も処分が重かったのは停職2か月の4人だった。
このうち3人は、大阪と鹿児島の社会保険事務局や社会保険事務所の職員、非常勤職員で、業務外で閲覧した芸能人の自宅住所を友人に教えたり、同窓会名簿の作成に使用しており、守秘義務違反にあたると判断した。
同庁は昨年7月、1次調査の結果として、職員とその上司計513人を処分していた。
(読売新聞)

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