2005年03月22日

海外での窃盗被害を、関西空港で届け出でる人が急増

関西空港の大阪府警関西空港署に、海外で犯罪被害に遭った旅行者からの被害届が相次いでいる。
警察への被害届が海外旅行傷害保険の保険金請求に必要なためだが、 実際は旅行先の現地警察で交付を受けないと保険金は支払われない。 署員が各国の地図を手に苦労して作った被害届は、捜査もできずに倉庫に眠るばかりだ。
同署は『もう一度、旅行先に戻ってほしいとも言い出せずに受理しているが、被害は必ず現地で届けて。』と呼びかけている。


昨年、同署への海外での被害届は、フランス13件、中国11件、アメリカ、イタリア各10件など24か国。大半がスリや置き引きで、旅行者が”言葉がわからない”と現地で届けず、帰国直後に出しに来るという。

大手損害保険会社によると、任意加入の海外旅行傷害保険の多くは、盗難時の特約が付いているが、被害地で届け出ることが原則。 日本で届けても被害の証明にはならないという。
また、日本警察は窃盗などの国外犯は捜査不能。同署はやむなく『万が一、犯人が日本人だったら、犯人帰国後に捜査できる。』と解釈して被害届を受理。昨年は管轄の関空内で起きた事件の被害届(75件)を上回ったが、解決した事件は無いという。

署員は、旅行者のガイドブックを一緒に眺めながら、被害状況を聴取するが、『被害場所の特定もままならない。互いにとって時間の無駄では。』と苦笑する。

http://www.security-joho.com/topics/2005/ryokounotounan.htm

海外旅行保険(海外旅行傷害保険)の補償内容





securitygoods at 17:22│ 防犯 

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1. クレジットカードの海外旅行保険の裏技  [ ブログアフィリエイトで日給8万円 ]   2005年05月03日 13:37
クレジットカードに付いていた海外旅行保険で、ギターの修理代10万円を入金してもらいました!感謝!
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