2006年02月13日
2006年02月12日
ホームレス集め保護費詐取、大半ピンハネ、男に逮捕状
大阪市西区の宝石販売会社の社長らが、路上などでホームレスに声を掛けて生活保護費を申請させ、だまし取った上で大半をピンハネしていた疑いが強まり、大阪府警西署は11日までに、詐欺容疑で社長ら4人の逮捕状を取った。週明けにも逮捕する方針。
ボランティア団体を名乗って昨年2月ごろから50人以上のホームレスを集め、同様の手口で総額300万円程度を詐取したとみられる。同署は暴力団の資金源になっている可能性があるとみており、組織犯罪処罰法の適用も検討する。
調べでは、社長らは昨年10月、ホームレス男性2人を使い、東大阪市の福祉事務所に、住居費などを偽った申請書類を提出させ、今年1月までに支給された計約100万円を詐取した疑い。
(共同通信) 2月11日
ボランティア団体を名乗って昨年2月ごろから50人以上のホームレスを集め、同様の手口で総額300万円程度を詐取したとみられる。同署は暴力団の資金源になっている可能性があるとみており、組織犯罪処罰法の適用も検討する。
調べでは、社長らは昨年10月、ホームレス男性2人を使い、東大阪市の福祉事務所に、住居費などを偽った申請書類を提出させ、今年1月までに支給された計約100万円を詐取した疑い。
(共同通信) 2月11日
2006年02月11日
がん対策に個人情報の壁、病院がデータ提供拒否
がん対策の根幹をなす「地域がん登録」制度が、個人情報保護を理由にした過剰反応で医療機関などの協力を得られない事態に直面している。
厚生労働省は「がん登録は個人情報保護法の適用外」と通知しているが、実施する35道府県市のうち10県が読売新聞の調査に、病院などからデータ提供を拒否された経験があると答えた。
協力を得られなければ、正確な発症率を算出できないなどデータ精度の低下を招き、がん研究や対策に支障が出かねないだけに、実施する自治体などからは「公益性を理解してほしい」との声が上がっている。
地域がん登録では、病院から自治体に、患者の病状だけでなく、氏名や生年月日も報告される。
山形県のがん登録を担当している同県立がん・生活習慣病センターには、昨年4月の保護法全面施行後、医療機関から生年月日など複数の項目が空欄のままの登録用紙が多数届けられ、「患者情報を提供していいのか」という質問も相次いだ。同センターの柴田亜希子専門研究員は、「問題ないと説明しているが、通知をよく知らない病院もある。誤解したまま中止されるのが一番困る」と話す。
医療現場の対応について、鹿児島県は「個人情報保護を理由に非協力的な医療機関は多く、依頼をしても報告は少ない」と嘆き、滋賀県は「トラブルが起きれば医師個人の責任になると思われている」と話した。
がん登録では、患者への告知の問題もあり、全員の同意を得るのは難しい。保護法では、「公衆衛生の向上のため特に必要」なら本人の同意がなくても個人データを第三者に提供できるとしており、厚労省は2004年1月、がん登録の患者情報については保護法の適用外との通知を出した。
それでも川崎市は現在、市立病院から神奈川県へのがん登録を中止している。03年4月、市の審議会が、「同意のない患者情報の提供は市の個人情報保護条例違反」との答申を出したためだ。兵庫県も00年度末で登録を休止、千葉県でも県の審議会で検討中だ。
神奈川県立がんセンターの岡本直幸がん予防・情報研究部門長は、「治療成績を参考にできるなど本人にも社会にも役立つ制度で、がん登録なくしてがん対策はありえない」と訴えている。
(読売新聞) 2月10日
厚生労働省は「がん登録は個人情報保護法の適用外」と通知しているが、実施する35道府県市のうち10県が読売新聞の調査に、病院などからデータ提供を拒否された経験があると答えた。
協力を得られなければ、正確な発症率を算出できないなどデータ精度の低下を招き、がん研究や対策に支障が出かねないだけに、実施する自治体などからは「公益性を理解してほしい」との声が上がっている。
地域がん登録では、病院から自治体に、患者の病状だけでなく、氏名や生年月日も報告される。
山形県のがん登録を担当している同県立がん・生活習慣病センターには、昨年4月の保護法全面施行後、医療機関から生年月日など複数の項目が空欄のままの登録用紙が多数届けられ、「患者情報を提供していいのか」という質問も相次いだ。同センターの柴田亜希子専門研究員は、「問題ないと説明しているが、通知をよく知らない病院もある。誤解したまま中止されるのが一番困る」と話す。
医療現場の対応について、鹿児島県は「個人情報保護を理由に非協力的な医療機関は多く、依頼をしても報告は少ない」と嘆き、滋賀県は「トラブルが起きれば医師個人の責任になると思われている」と話した。
がん登録では、患者への告知の問題もあり、全員の同意を得るのは難しい。保護法では、「公衆衛生の向上のため特に必要」なら本人の同意がなくても個人データを第三者に提供できるとしており、厚労省は2004年1月、がん登録の患者情報については保護法の適用外との通知を出した。
それでも川崎市は現在、市立病院から神奈川県へのがん登録を中止している。03年4月、市の審議会が、「同意のない患者情報の提供は市の個人情報保護条例違反」との答申を出したためだ。兵庫県も00年度末で登録を休止、千葉県でも県の審議会で検討中だ。
神奈川県立がんセンターの岡本直幸がん予防・情報研究部門長は、「治療成績を参考にできるなど本人にも社会にも役立つ制度で、がん登録なくしてがん対策はありえない」と訴えている。
(読売新聞) 2月10日
車600台のタイヤ ダーツの矢で刺す
他人の車のタイヤをダーツの矢でパンクさせたとして、埼玉県警東入間署は八日、器物損壊の疑いで、埼玉県富士見市の無職の容疑者を逮捕した。
調べでは、容疑者は昨年11月、同市のスーパー駐車場で、同店の女性店員が止めた乗用車の左側のタイヤ前後二本を、用意していたダーツの矢で突き刺しパンクさせた疑い。調べに対し、容疑者は「3、4年前から合計500−600台の車をダーツの矢でパンクさせたり、スプレーで落書きしたりした」と供述。約十年前に自分の車がペンキでいたずらされ、仕返しのつもりだったという。
(産経新聞) 2月9日
調べでは、容疑者は昨年11月、同市のスーパー駐車場で、同店の女性店員が止めた乗用車の左側のタイヤ前後二本を、用意していたダーツの矢で突き刺しパンクさせた疑い。調べに対し、容疑者は「3、4年前から合計500−600台の車をダーツの矢でパンクさせたり、スプレーで落書きしたりした」と供述。約十年前に自分の車がペンキでいたずらされ、仕返しのつもりだったという。
(産経新聞) 2月9日
法隆寺でもう1体狙う、別の建物、ガラスたたく、聖徳太子像の前、奈良
奈良県斑鳩町の法隆寺で国宝指定建造物「西室」の格子が切断され、文殊菩薩(ぼさつ)像が盗まれた事件で、同県明日香村の橘寺で仏像を盗もうとして逮捕されたネイルサロン経営の容疑者(埼玉県)が、文殊菩薩像を盗んだ後、法隆寺の大宝蔵院と呼ばれる場所でガラスを割ろうとして見つかり、警備員から注意されていたことが9日、分かった。内部には聖徳太子像などがあった。
容疑者は、文殊菩薩像以外のものも盗もうとガラスをたたいたことを認めており、奈良県警が器物損壊容疑で捜査。窃盗未遂の疑いでも調べる。
(時事通信)2月9日
容疑者は、文殊菩薩像以外のものも盗もうとガラスをたたいたことを認めており、奈良県警が器物損壊容疑で捜査。窃盗未遂の疑いでも調べる。
(時事通信)2月9日
2006年02月09日
耐震基準68%で不対応 県、1月13日に把握
熊本県のマンションとホテル計6件の耐震強度不足が指摘された問題で、県が強度不足2件の具体的な数値(1件は耐震基準の68%)を1月13日に把握しながら、他の物件調査を優先させ、数値の確認や国への報告など対応を取らず事実上放置していたことが9日、国土交通省の調べで分かった。
熊本県の西山一郎土木部次長は9日午後、国交省を訪れ、強度不足を把握しながら報告しなかったことなどを陳謝し、事実経過を説明。国交省は県に対し、偽装の有無を含め6件の再調査を要請し、いったん「偽装なし」と報告した経緯も検証するよう求めた。
(共同通信) 2月9日
熊本県の西山一郎土木部次長は9日午後、国交省を訪れ、強度不足を把握しながら報告しなかったことなどを陳謝し、事実経過を説明。国交省は県に対し、偽装の有無を含め6件の再調査を要請し、いったん「偽装なし」と報告した経緯も検証するよう求めた。
(共同通信) 2月9日
父親の免許改ざんし逮捕、県警職員
鹿児島県警は9日、父親の運転免許証を改ざんしたとして、有印公文書偽造の疑いで鹿児島市の県警免許管理課事務員の容疑者を逮捕した。
容疑者は1月、勤務する県警の免許センターで、免許証作成用コンピューターを操作。原動機付き自転車(ミニバイク)限定の父親の免許証を、普通自動車も運転できるよう改ざんした疑い。
容疑者は「父親の無免許運転がばれないように偽造した」と供述。父親は1989年に普通免許を失効し、以来無免許で車を運転していたという。県警は父親からも事情を聴いている。
(共同通信) 2月9日
容疑者は1月、勤務する県警の免許センターで、免許証作成用コンピューターを操作。原動機付き自転車(ミニバイク)限定の父親の免許証を、普通自動車も運転できるよう改ざんした疑い。
容疑者は「父親の無免許運転がばれないように偽造した」と供述。父親は1989年に普通免許を失効し、以来無免許で車を運転していたという。県警は父親からも事情を聴いている。
(共同通信) 2月9日
securitygoods at 22:10|Permalink│
2006年02月08日
浅草寺の仏像窃盗も供述 捜索で18体発見
奈良県斑鳩町の法隆寺で国宝の建物「西室」の格子が切断され文殊菩薩(ぼさつ)像が盗まれた事件で、犯行を認めた埼玉県朝霞市のネイルサロン経営の容疑者が、奈良県警の調べに「東京都の浅草寺など関東方面で昨年、仏像を10数体盗んだ」と供述していることが8日、分かった。
県警は同日、東京都新宿区と台東区にある容疑者経営の会社を家宅捜索し、仏像18体を発見。昨年11月から12月、浅草寺以外に東京都などで仏像の盗難事件が相次いでおり、容疑者が関与したとみて追及している。
調べでは、浅草寺で昨年11月、「聖観音像」が盗難に遭った。12月は台東区の寛永寺両大師堂で江戸時代の木造仏像2体、西徳寺で「親鸞聖人の御木像」が盗まれていた。
(共同通信)2月8日
県警は同日、東京都新宿区と台東区にある容疑者経営の会社を家宅捜索し、仏像18体を発見。昨年11月から12月、浅草寺以外に東京都などで仏像の盗難事件が相次いでおり、容疑者が関与したとみて追及している。
調べでは、浅草寺で昨年11月、「聖観音像」が盗難に遭った。12月は台東区の寛永寺両大師堂で江戸時代の木造仏像2体、西徳寺で「親鸞聖人の御木像」が盗まれていた。
(共同通信)2月8日
2006年02月07日
ホーム防火調査、半数の施設が消防法違反 消防庁が指導へ
長崎県大村市の認知症高齢者グループホーム「やすらぎの里」で1月、7人が死亡した火災を受け、総務省消防庁が全国の同様施設の防火体制について初めて調査した。誘導灯や自動火災報知機が設置されていないなど、46.8%の建物で消防法違反が発覚した。同庁は各都道府県消防本部を通じ、各施設に是正するよう改めて指導する。
調査対象は、7963施設の建物8259棟。1月10〜31日に調査し、3866棟で消防法違反が見つかった。
違反で最も多かったのは、消防用設備が作動するかを消防機関に点検・報告する義務を怠っていたケースで2017棟(24.4%)。続いて、防炎カーテンやじゅうたんなど防炎物品の不備が2010棟(24.3%)、消防計画の不作成や訓練をしていない防火管理面での問題が1262棟(15.3%)あった。
また、消防用設備では、すべての建物で設置義務のある誘導灯の不備が329棟(4.0%)。床面積150平方メートル以上で設置義務のある消火器具の不備が157棟(1.9%)、同300平方メートル以上で設置義務のある自動火災報知機の違反が239棟(2.9%)、6000平方メートル以上等で設置義務のあるスプリンクラー設備違反も17棟(0.2%)あった。
(毎日新聞) 2月7日
調査対象は、7963施設の建物8259棟。1月10〜31日に調査し、3866棟で消防法違反が見つかった。
違反で最も多かったのは、消防用設備が作動するかを消防機関に点検・報告する義務を怠っていたケースで2017棟(24.4%)。続いて、防炎カーテンやじゅうたんなど防炎物品の不備が2010棟(24.3%)、消防計画の不作成や訓練をしていない防火管理面での問題が1262棟(15.3%)あった。
また、消防用設備では、すべての建物で設置義務のある誘導灯の不備が329棟(4.0%)。床面積150平方メートル以上で設置義務のある消火器具の不備が157棟(1.9%)、同300平方メートル以上で設置義務のある自動火災報知機の違反が239棟(2.9%)、6000平方メートル以上等で設置義務のあるスプリンクラー設備違反も17棟(0.2%)あった。
(毎日新聞) 2月7日
ポイントカード150万円偽造か、バイト店員5人逮捕
スーパーマーケットのポイントカードを偽造したとして、警視庁少年事件課は7日、東京都の私立大学1年の女子学生ら5人(うち少年少女4人)を、有価証券偽造の疑いで逮捕したと発表した。
5人はスーパーのアルバイト店員で、2004年11月ごろから約1年間、総額約150万円相当の計約150万ポイント分を入力したポイントカードを偽造、うち約96万円分を使用したといい、同課で余罪を調べている。
調べによると、女子学生らは04年12月、荒川区のスーパーマーケットで、ポイントカードの読み取り機を使って、8万5000ポイント分(8万5000円相当)のポイントカードを偽造するなどした疑い。
5人は偽造したカードでジュースや化粧品などを購入したという。100万円以上の買い物をしなければ発行されない1万ポイント以上も入力されたカードが、1日3枚も発行されたため、偽造が発覚した。
(読売新聞) 2月7日
5人はスーパーのアルバイト店員で、2004年11月ごろから約1年間、総額約150万円相当の計約150万ポイント分を入力したポイントカードを偽造、うち約96万円分を使用したといい、同課で余罪を調べている。
調べによると、女子学生らは04年12月、荒川区のスーパーマーケットで、ポイントカードの読み取り機を使って、8万5000ポイント分(8万5000円相当)のポイントカードを偽造するなどした疑い。
5人は偽造したカードでジュースや化粧品などを購入したという。100万円以上の買い物をしなければ発行されない1万ポイント以上も入力されたカードが、1日3枚も発行されたため、偽造が発覚した。
(読売新聞) 2月7日