2006年03月08日
経営者宅から現金4500万円、車も強奪、大工の男ら逮捕
兵庫県宝塚市で昨年3月、中古車販売店経営の男性が2人組の男に拉致され、自宅から現金や車など計約5600万円相当が奪われた事件で、県警捜査1課と甲子園署などは、強盗致傷と逮捕監禁の疑いで男2人を逮捕した。
また、45歳の男が逃走しており、同課などは両容疑で指名手配した。容疑者らは「金がほしかった」と容疑を認めている。
調べによると、容疑者らは昨年3月夜、宝塚市安倉南の交差点で、帰宅途中だった男性の車に追突し、胸を刃物で刺して軽傷を負わせた上、手錠を掛けるなどして車に監禁。男性の自宅寝室の金庫から現金4500万円と車を奪った疑い。
(時事通信) 3月7日
また、45歳の男が逃走しており、同課などは両容疑で指名手配した。容疑者らは「金がほしかった」と容疑を認めている。
調べによると、容疑者らは昨年3月夜、宝塚市安倉南の交差点で、帰宅途中だった男性の車に追突し、胸を刃物で刺して軽傷を負わせた上、手錠を掛けるなどして車に監禁。男性の自宅寝室の金庫から現金4500万円と車を奪った疑い。
(時事通信) 3月7日
2006年03月06日
「違反もみ消しよくある」 福井県議、委員会で
福井県警越前署(旧武生署)の署員による交通違反もみ消し問題が、6日開かれた同県議会の厚生警察常任委員会で審議され、同常任委副委員長の谷口忠応県議が「社会通念上、よくあることで(もみ消し問題で退職した警察官は)それくらいで辞めるべきではなかった」と発言した。
谷口県議は「(違反のもみ消しは)立ち小便したようなもの。(県警は退職しないよう)慰留すべきだった」と持論を展開した。
県議の一部からは「もみ消しを容認しているとも受け取れる。法の下の平等を無視している」との反発があり、今後物議を醸しそうだ。
(共同通信) 3月6日
谷口県議は「(違反のもみ消しは)立ち小便したようなもの。(県警は退職しないよう)慰留すべきだった」と持論を展開した。
県議の一部からは「もみ消しを容認しているとも受け取れる。法の下の平等を無視している」との反発があり、今後物議を醸しそうだ。
(共同通信) 3月6日
警備会社の車襲い強盗致傷 博多区、2人逃走
四日午前三時ごろ、福岡市博多区の交差点で、警備会社の乗用車が二人組の男に襲われ、運転していた警備員の男性が顔にけがをした。博多署は強盗致傷の疑いで、逃げた二人の行方を追っている。
調べでは男性は一人で巡回中で、交差点で車を徐行させたところ二人組が車に乗り込み、警備先の事務所などの合鍵が入った箱を奪い逃走した。男性は追いかけて箱を取り返したが、二人に「金を出せ」と脅され顔などを十数回殴られたという。
同署によると、二人は灰色のジャンパーを着て水色の作業ズボンをはいていた。車には警備会社の名前が書かれており、現金輸送車と勘違いした可能性もあるとみている。
(西日本新聞)3月4日
調べでは男性は一人で巡回中で、交差点で車を徐行させたところ二人組が車に乗り込み、警備先の事務所などの合鍵が入った箱を奪い逃走した。男性は追いかけて箱を取り返したが、二人に「金を出せ」と脅され顔などを十数回殴られたという。
同署によると、二人は灰色のジャンパーを着て水色の作業ズボンをはいていた。車には警備会社の名前が書かれており、現金輸送車と勘違いした可能性もあるとみている。
(西日本新聞)3月4日
2006年03月05日
2006年03月04日
岡山県警、捜査資料が大量に流出 1500人分
約1500人分の個人情報を含む岡山県警の詳細な捜査資料が、インターネット上に大量に流出していることが分かった。県警倉敷署の巡査長の私有パソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のネットワークに流れた。警察の内部情報流出としては、過去最大規模。県警は「プライバシーがある」として情報の詳細は明らかにしていないが、毎日新聞が入手した流出資料には性犯罪事件の被害者の実名や金融機関の個人口座の出入金状況、国会議員の後援会名簿などが含まれており、重大な人権侵害事案に発展するのは必至だ。
県警監察課によると、資料は同署刑事1課勤務の40代の巡査長が99年9月〜02年10月ごろ、県警が公用の使用を認めた自分のパソコンで作成。02年10月ごろ、このパソコンが故障したため、署長の許可を得てパソコンを自宅に持ち帰り、家にある別の私有パソコンに一時的にデータを移した。巡査長は県警に「移したデータは消去した」と説明したが、同課の調べで、普段は使わないフォルダーに全データが残されていたことが分かった。
巡査長は今年1月からウィニーを使用。パソコンの記録から流出は今年2月下旬ごろだったらしい。今月2日に外部から指摘があり、判明。同課は「流出した情報量は確認中だが、悪用されたケースは今のところ確認していない」としている。
倉敷署以外にも、新見署に関するファイルが複数流出している。
ウィニーによる警察からの情報流出は全国で相次いで発覚。京都府警では04年3月、巡査の私有パソコンから「指名手配書」などの関係書類19枚の流出が分かり、愛知県警では05年6月、巡査の私有パソコンから自動車窃盗事件の捜査報告書など7件、広島県警では同11月、警察官33人分の住所録がネット上に流れ出ていた。
訴訟に発展したケースもある。北海道警で04年3月に捜査報告書など6件の流出が表面化。男性会社員が同年6月、道に200万円の損害賠償を求めて提訴した。昨年11月、札幌高裁が男性の請求を退ける原告逆転敗訴の判決を言い渡し、上告中。
海上自衛隊でも今年2月、戦闘訓練の計画表などの機密データがネット上に流出していることが発覚した。
(毎日新聞) 3月4日
県警監察課によると、資料は同署刑事1課勤務の40代の巡査長が99年9月〜02年10月ごろ、県警が公用の使用を認めた自分のパソコンで作成。02年10月ごろ、このパソコンが故障したため、署長の許可を得てパソコンを自宅に持ち帰り、家にある別の私有パソコンに一時的にデータを移した。巡査長は県警に「移したデータは消去した」と説明したが、同課の調べで、普段は使わないフォルダーに全データが残されていたことが分かった。
巡査長は今年1月からウィニーを使用。パソコンの記録から流出は今年2月下旬ごろだったらしい。今月2日に外部から指摘があり、判明。同課は「流出した情報量は確認中だが、悪用されたケースは今のところ確認していない」としている。
倉敷署以外にも、新見署に関するファイルが複数流出している。
ウィニーによる警察からの情報流出は全国で相次いで発覚。京都府警では04年3月、巡査の私有パソコンから「指名手配書」などの関係書類19枚の流出が分かり、愛知県警では05年6月、巡査の私有パソコンから自動車窃盗事件の捜査報告書など7件、広島県警では同11月、警察官33人分の住所録がネット上に流れ出ていた。
訴訟に発展したケースもある。北海道警で04年3月に捜査報告書など6件の流出が表面化。男性会社員が同年6月、道に200万円の損害賠償を求めて提訴した。昨年11月、札幌高裁が男性の請求を退ける原告逆転敗訴の判決を言い渡し、上告中。
海上自衛隊でも今年2月、戦闘訓練の計画表などの機密データがネット上に流出していることが発覚した。
(毎日新聞) 3月4日
2006年03月03日
ハローページ、氏名、電話番号など独自電話帳に掲載の恐れ
「ハローページ」に載った氏名、電話番号、住所などが、電話帳発行の専門業者が出す独自の電話帳にも掲載される可能性があることが十分知られていないとして、国民生活センターは、電話会社全体の電話帳データを管理するNTT西日本などに周知徹底を要望した。センターは「個人情報が思わぬところで使われないよう利用者も気をつけてほしい」と呼びかけている。
個人情報保護法の全面施行以降、「電話帳が情報源と思われる勧誘が多くて困る」といった相談が同センターに何件も寄せられている。
NTT以外の電話会社も含めた固定電話の番号情報は、NTT西日本が一括管理している。登録された個人データは約2600万件に上る。
電話加入者が自分の電話番号の電話帳掲載や番号案内サービスでの情報提供を希望した場合、電話帳発行業者などが番号情報を利用することができるが、こうした仕組みはほとんど知られていないのが現状だ。
その結果、NTTが関知しないところで、全国の電話番号が入力されたCD―ROMが数千円で量販店で売られたり、カーナビゲーションのソフトに利用されたりしているとみられる。電話番号から氏名や住所を検索したり、その逆もできる。
NTT西日本は「要望内容は関係事業者に通知する。いったん掲載したデータを削除する希望があれば対応する」と話している。
(毎日新聞) 3月3日
個人情報保護法の全面施行以降、「電話帳が情報源と思われる勧誘が多くて困る」といった相談が同センターに何件も寄せられている。
NTT以外の電話会社も含めた固定電話の番号情報は、NTT西日本が一括管理している。登録された個人データは約2600万件に上る。
電話加入者が自分の電話番号の電話帳掲載や番号案内サービスでの情報提供を希望した場合、電話帳発行業者などが番号情報を利用することができるが、こうした仕組みはほとんど知られていないのが現状だ。
その結果、NTTが関知しないところで、全国の電話番号が入力されたCD―ROMが数千円で量販店で売られたり、カーナビゲーションのソフトに利用されたりしているとみられる。電話番号から氏名や住所を検索したり、その逆もできる。
NTT西日本は「要望内容は関係事業者に通知する。いったん掲載したデータを削除する希望があれば対応する」と話している。
(毎日新聞) 3月3日
2006年03月02日
広島市競輪警備入札妨害、同じ業者が15年落札
広島市競輪事務局を巡る競売入札妨害事件で、逮捕された業者が役員を務める警備会社が、入札価格漏えいがあった場内警備を91年度から15年連続で落札していたことが1日、同事務局の調べでわかった。いずれも入札予定価格の約9割で落札していた。県警捜査2課などもこの事実を把握、業者と同事務局担当者らの組織ぐるみの癒着だった可能性も視野に入れ、追及する。
同事務局発注の警備業務は、場内、駐車場、道路の3種。落札し続けていたのは、単年度契約の場内警備で、現在までの内部調査で最低15年連続で落札していたことが判明した。入札方法は、03年度までは同市の基準に基づく指名競争入札で、04年度から一般競争入札になっている。逮捕容疑となった04年3月中旬の落札では、3253万2381円の予定価格に対し、3250万円(落札率99・9%)で落札していた。
(毎日新聞) 3月2日
同事務局発注の警備業務は、場内、駐車場、道路の3種。落札し続けていたのは、単年度契約の場内警備で、現在までの内部調査で最低15年連続で落札していたことが判明した。入札方法は、03年度までは同市の基準に基づく指名競争入札で、04年度から一般競争入札になっている。逮捕容疑となった04年3月中旬の落札では、3253万2381円の予定価格に対し、3250万円(落札率99・9%)で落札していた。
(毎日新聞) 3月2日
熊本ファミ銀が争う姿勢 木村建設管財人の訴訟
木村建設(熊本県八代市)が倒産したのは、耐震強度偽装問題発覚後に預金口座を凍結したことが原因として、同建設の破産管財人が、メーンバンクの熊本ファミリー銀行(熊本市)に預金の返還など総額約42億円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、東京地裁(富田善範裁判長)で開かれ、銀行側は争う姿勢を見せた。
訴状などによると、熊本ファミリー銀行は、耐震強度偽装物件の設計・施工業者として木村建設の名前が新聞で報道された昨年11月、木村建設が手形決済用に持っていた13億円余の当座預金を含む口座の凍結を木村盛好社長に通告。2日後には約11億7000万円の小切手を木村建設側に作らせ、借入金弁済に充てた。
(共同通信)3月2日
訴状などによると、熊本ファミリー銀行は、耐震強度偽装物件の設計・施工業者として木村建設の名前が新聞で報道された昨年11月、木村建設が手形決済用に持っていた13億円余の当座預金を含む口座の凍結を木村盛好社長に通告。2日後には約11億7000万円の小切手を木村建設側に作らせ、借入金弁済に充てた。
(共同通信)3月2日
2006年02月27日
20歳女性を8日間連れ回す 56歳男を再逮捕
8日間にわたり女性をレンタカーで連れ回し、金をだまし取るなどしたとして、警視庁捜査1課と戸塚署は27日、営利目的誘拐と詐欺容疑などで住所不定、職業不詳の容疑者を再逮捕した。
容疑者は昨年12月から1月にかけ、同様の犯行をしたとして茨城県警に逮捕されていた。捜査1課は、東京都内でほかにも数件の余罪があるとみて裏付けを進めている。
女性は東京都から栃木、埼玉、神奈川の関東各県のほか、東北地方の青森、岩手、宮城の各県まで連れ回され、東京都内で解放された。
調べでは、容疑者は昨年7月、JR渋谷駅前でティッシュ配りをしていた女性に、大手小売店社員を装い「準社員で採用する」などとうそを言って連れ回し、計45万円をだまし取るなどした疑い。
(共同通信) 2月27日
容疑者は昨年12月から1月にかけ、同様の犯行をしたとして茨城県警に逮捕されていた。捜査1課は、東京都内でほかにも数件の余罪があるとみて裏付けを進めている。
女性は東京都から栃木、埼玉、神奈川の関東各県のほか、東北地方の青森、岩手、宮城の各県まで連れ回され、東京都内で解放された。
調べでは、容疑者は昨年7月、JR渋谷駅前でティッシュ配りをしていた女性に、大手小売店社員を装い「準社員で採用する」などとうそを言って連れ回し、計45万円をだまし取るなどした疑い。
(共同通信) 2月27日
2006年02月26日
RV盗難に絡み7人逮捕、防止装置車など39台押収
警視庁捜査3課は25日までに、盗まれたRVを運んだとして、盗品等運搬容疑で東京都板橋区の無職の容疑者を、盗難車輸出目的でうその書類を税関に提出したなどとして、関税法違反容疑などで横浜市港北区の元輸出代行業の容疑者をそれぞれ逮捕した。
ほかに盗品等運搬容疑などで5人を逮捕し、伊藤容疑者が管理していた輸出直前のコンテナから盗難車39台を押収した。
このうち1台には、電子チップを埋め込んだキー以外ではエンジンが始動しない盗難防止装置「イモビライザー」の新型が装着されており、同課は盗難の経緯を詳しく調べている。
(共同通信) 2月26日
ほかに盗品等運搬容疑などで5人を逮捕し、伊藤容疑者が管理していた輸出直前のコンテナから盗難車39台を押収した。
このうち1台には、電子チップを埋め込んだキー以外ではエンジンが始動しない盗難防止装置「イモビライザー」の新型が装着されており、同課は盗難の経緯を詳しく調べている。
(共同通信) 2月26日
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2006年02月25日
外国人犯罪の検挙最多、中国人4割、侵入盗が増加
昨年1年間の来日外国人による犯罪の検挙件数は4万7874件(前年比1.6%増)で、過去最多だったことが23日、警察庁のまとめで分かった。
検挙人員は2万1179人(3.0%減)で、中国人が4割を占めたほか、住宅への侵入盗や自動車盗などの増加が目立った。一方、不法滞在以外の犯罪に関与していない場合、入管当局に直接引き渡し、早期に強制退去させる入管難民法65条の適用対象者は5706人(40.0%増)と急増した。
(時事通信) 2月24日
検挙人員は2万1179人(3.0%減)で、中国人が4割を占めたほか、住宅への侵入盗や自動車盗などの増加が目立った。一方、不法滞在以外の犯罪に関与していない場合、入管当局に直接引き渡し、早期に強制退去させる入管難民法65条の適用対象者は5706人(40.0%増)と急増した。
(時事通信) 2月24日
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